COPDと無呼吸合併の診断・治療アプローチ
2008年 04月 30日
Diagnostic and therapeutic approach to coexistent chronic obstructive pulmonary disease and obstructive sleep apnea
http://dovepress.com/articles.php?content_id=2228
COPD患者でOSA頻度増加しているのは西洋社会の肥満増加とパラレルである。
COPD患者でのOSA頻度は一般住民とほぼ同程度(22%、25-29%)で、OSAでのCOPD頻度は一般住民より多い(29%-40%)(Young et al 1993; de Miguel et al 2002; Sanders et al 2003; O’Brien et al 2005)
この関連に関しては共通のリスク要因が関連しているのだろう・・・と続く・・・
COPD・OSA併発患者を抽出するためには、
“労作性呼吸苦、昼間の眠気、肥満といびき、FEV1の異常は少ないのに昼間の高炭酸ガス血症のある場合、夜間酸素による頭痛”などではPSG施行すること
軽度昼間低酸素血症and/orFEV1/FVC比<65%の場合、夜間オキシメトリー施行
異常があれば、PSG施行を勧める、正常なら、COPDマネージメントに専念すること
by internalmedicine | 2008-04-30 11:40 | 動脈硬化/循環器
