ED受診・急性重症頭痛患者
2008年 04月 30日
本来の医療では、病歴である程度、CT要否を決めることができるそうである・・・
Emergency department evaluation of sudden, severe headache
QJM, doi:10.1093/qjmed/hcn036
3ヶ月間で、12025名の連続受診患者のうち、91名の成人で突然の重症頭痛
頭痛強度ピークまでの時間記載と頭痛期間の記載があったのはわずか33%のみ
5分以内にピークを迎えて1時間超続く場合の患者を対象にCT施行
このクライテリアに合致した事例の33%(29名)で施行
クライテリアに合致しない事例13%(11名)でも施行
腰椎穿刺を適応と思われる前例で施行試み、ただ3/24例にて不成功・断念
クモ膜下出血が疑われるとき、81%でspectrophotometry施行された。
患者のうち、52(60%)は特異的診断が得られ、17(33%)が不十分な病歴にかかわらず診断が可能であった。
12名(14%)はIHS分類で診断された。
神経学的助言が考慮されたのはわずか20名(23%)のみ
Pain characteristics of the acute migraine attack
Headache. 2006 Jun;46(6):942-53.
by internalmedicine | 2008-04-30 15:40 | 内科全般