皮下脂肪でなく、内臓脂肪面積が将来のインスリン抵抗性と相関
2008年 04月 30日
Visceral Adiposity, Not Abdominal Subcutaneous Fat Area, Is Associated With an Increase in Future Insulin Resistance in Japanese Americans
Diabetes 57:1269-1275, 2008
306名の非糖尿病日系アメリカ人を10-11年フォロー
BMI、ウェスト系、CTによる腹部・胸部・大腿部脂肪量
総皮下脂肪を(総脂肪面積)-(臍部領域の内臓脂肪面積)と定義
インスリン抵抗性をhoeostasis modelにて評価(HOMA-IR、空腹時血中インスリン値、Matsuda index、経口糖耐用能インスリンAUCで評価
皮下脂肪面積、年齢、性、2時間血糖値、漸増的インスリン反応補正後多変量線形モデル10-11年でのベースラインの腹腔内脂肪面積(P=0.002)とHOMA-IR(P<0.001)は10-11年においてHOMA-IR増加と独立した関連因子である。
by internalmedicine | 2008-04-30 18:08 | 糖尿病・肥満