後期高齢者医療制度:医師たちに強制のQ&A


法案提出時委員会の意見きかなかった(後期高齢者制度の制定方法には重大な瑕疵があったと日医は述べていた
社会保障審議会そのものは開催されておらず、社会保障審議会の委員は、部会からの報告さえ受けていない。このような状態のまま、法案が作成されて国会へ提出されるのは、社会保障審議会を無視し、社会保障審議会委員の存在を否定したもので、重大な瑕疵である


そのような元で法案成立しはじまった“社会保障審議会後期高齢者医療の在り方に関する特別部会”、役人の準備した文書では“議論等を重ね・・・有識者からのヒアリングを行うとともに・・・広く国民的な議論に供するべくパブリックコメントを実施するとともに、社会保障審議会医療保険部会及び医療部会において意見を聴取し、検討に当たったと、“形だけのヒアリング・パブリックコメント”で、暴走した、報酬体系が出来上がった。


中央社会保険医療協議会 総会 (第128回) 平成20年5月21日(水) 議事次第



特別部会の構成員とやらは・・・あいも変わらず、東大閥か経済学者
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特別部会委員(○:部会長)
遠藤 久夫 学習院大学経済学部教授
鴨下 重彦 国立国際医療センター名誉総長
川越 厚 ホームケアクリニック川越院長
高久 史麿 自治医科大学学長
辻本 好子 NPO 法人ささえあい医療人権センターCOML 理事長
○糠谷 真平 独立行政法人国民生活センター顧問
野中 博 医療法人社団博腎会野中病院院長
堀田 力 さわやか福祉財団理事長
村松 静子 在宅看護研究センター代表


それにしても、このQ&Aほどはらたつものもない!
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後期高齢者診療料(担当医)のQ&A
Q1 ひと月の医療が6,000円分に制限されるのですか?
違います。医療が制限されることはなく、必要な医療はこれまでどおり受けられます。

うそです。6000円という上限がある以上、当然ながら、医療の内容に制限がでてきます。


Q2 担当医を決めたらもう別の病院にかかれないのですか?
違います。病状にあわせて、いつでも好きな病院に行くことができます。

うそです。厚労省の役人は、指導料を複数医療機関からのとれなくしております。ゆえに自由に受診できるなんてありえません。


Q3 75歳になったら、必ず誰か担当医を決めなければならないの
ですか?
違います。身近に相談できる担当医が必要な方のみ、お医者さんに申し出てください。

そもそも、身近で相談できる担当医が必ずしもこの制度の賛同者は限りません。医師が最良と考える診療をしたいと思うときにこの制度が重荷になることを危惧して、良心的に、この制度の“担当医”とならないと考えられているお医者さんが多いのです。


Q4 担当医を一度決めたらもう変更できないのですか?
違います。患者さんの希望で、いつでも担当医は変更できます。

確かに、担当医は変更できますが、月途中での変更はできません。それまでの担当医から次の担当医の引き継ぎがうまくいくシステムは準備されていません。

by internalmedicine | 2008-05-22 12:02 | くそ役人  

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