中医協ってあほの集まり? 自分たちの「ルールに沿って検証すべき」とは・・・
2008年 05月 24日
他人の意見を聞かないから現場に混乱をもたらしたわけであり
“中医協のルールに沿って検証すべき”って言語道断
初めに結論ありきしかないのか・・・こいつらは
現場に混乱をもたらした罪は大きい・・・全員辞任が当然だと思うが
◆見直しは中医協の検証ルールで高齢者医療「拙速避けるべき」
中医協(会長=遠藤久夫・学習院大経済学部教授)は21日、総会を開き、地域医師会で反発の見られる「後期高齢者診療料」と、国会質疑で取り上げられている「後期高齢者終末期相談支援料」の2つの点数項目について議論した。
委員からは「見直すのであれば現場での運用状況を調べた後にすべき」との意見が相次ぎ、遠藤会長も「ほかの検証項目と同様、中医協での検証のプロセスに乗せていくのが穏当と考える」と述べた。
与党内で進められている長寿医療制度(後期高齢者医療制度)の運用の見直し議論に呼応して拙速に見直すのではなく、あくまでエビデンスを重視する中医協のルールに沿って検証すべきとの認識で一致した。
後期高齢者診療料をめぐっては、地域医師会が「将来的な登録制につながる」として反発している。
一方、医師や看護師、患者、家族が共同で終末期の診療方針を決め文書で提供した場合を評価する終末期相談支援料については、「医療費抑制のため延命治療を無理やりやめさせようとしている」などの意見が野党議員から出ている。
終末期相談支援料は与党議員からも見直しを求める意見がある。
同日の中医協総会では、竹嶋康弘委員(日本医師会副会長)が「中医協は3者構成で公的な形で議論する場。国会で、われわれが議論したことではないことが話題になっている」と述べたほか、対馬忠明委員(健保連専務理事)も「われわれは、社会保障審議会の特別部会がつくった後期高齢者医療の骨子に基づいて議論してきた。世間的な意見は側聞しているが、あくまで中医協の検証部会でのエビデンスに基づいて議論すべきだ」と指摘した。
また、中川俊男委員(日医常任理事)は「制度への批判と診療報酬は分けて議論すべき」と提案。
小島茂委員(連合総合政策局長)も中川委員の意見に同調した上で、「終末期相談支援料は、医療費の抑制が目的ではない。これまで医療現場で無料で行われていた患者の意見を尊重する取り組みを評価したもの」と述べ、強制的に治療が打ち切られるとの指摘は当たらないと指摘した。
渡辺三雄委員(日本歯科医師会常務理事)も、制度がスタートしたばかりの段階での見直し議論に否定的な見解を表明。
終末期相談支援料については古橋美智子専門委員(日本看護協会副会長)も、「医師と看護師などの関係職種や患者、家族が話し合うことを促す制度であると期待している」と述べるなど、委員から出された意見はほぼすべて拙速な見直しは避けるべきとする趣旨だった。
◆検証項目は高齢者診療料と終末期支援料
中医協
中医協は21日、診療報酬改定結果検証部会を開き、(1)病院勤務医の負担軽減の実態調査(2)外来管理加算の意義付け見直しの影響(3)後発医薬品の使用状況(4)後期高齢者にふさわしい医療の実施状況─の4点を今年度の検証項目に決めた。
後期高齢者医療については、後期高齢者診療料と終末期相談支援料の2項目に絞って調査することも了承した。
厚生労働省が同日の検証部会に提出した資料によると、後期高齢者診療料は届け出医療機関と患者を対象にアンケートを実施。
担当医を選ぶことによって治療に変化があったかどうか、患者の受診行動に変化があったかどうかなどを把握する。
終末期相談支援料については、医療機関と患者・家族に対するアンケートで、患者への十分な説明・納得の上で算定されているか調べる。
医師会FAXニュース 【平成20年5月23日(金)】
医療の現場とほど遠い、そして医療の経験すらない人たちが、東京のエアコンのきいた部屋で考えた空論・・・
たとえば、“開業医=プライマリケア=軽医療のみ専念せよ!”は、大都会では正しいのかもしれないが、地方ではどうなのかまったく考慮していないし、当然大混乱が起きるのは必至。
“吉田茂の如く、首相官邸から国会までの道すがらで景気を判断する”というあほさ加減と同様、あまりの視界のせまさにおどろくばかりである。
この論点の狭さが、この医療制度改悪の諸悪の根源である・・・ゆえに、現場の意見を聞く気もない中医協の連中やめちまえ!・・・という主張は当然だと思うのだが・・・
by internalmedicine | 2008-05-24 08:01 | くそ役人