メタボリックシンドローム、SASを“めった刺し”:おやじギャク通じず

なにかと問題の多い、特定検診・指導だが・・・

笑い話にならない、昨年、公務員に犠牲者が出たというエピソードがあった
特定検診・指導のシンボル “メタボ侍” 運動療法中死亡  2007-08-17

介護保険以来、官僚の暴走、特に厚労省の暴走加速し、地方公務員は大変
開業医なので地域のなんたら委員会などの役職を与えられることも多く、地方公務員の苦労をみると、厚労省に憎しみを抱く


福島県が不適切チラシ、県民講座案内に「めった刺し」表記
 メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)とSAS(睡眠時無呼吸症候群)の予防と問題啓発のため、福島県が主催した県民向け講座のチラシに、「メタボ、SASをめった刺し」という表現があり、県は30日、「刃物を使った殺傷事件が各地で発生する中、配慮に欠ける表現だった」として、急きょチラシを作り直し始めた。

 チラシは、医師らを講師に招き、6月に3日に分けて郡山市内で開く講座の受講生を募集するため、県中教育事務所(郡山市)が約1000枚を作成し、4月末から同事務所管内の12市町村で配布している。問題の表現は、A4判の上部にキャッチコピーとして大きく書かれていた。

 30日、県幹部が報道関係者と意見交換した際、「不適切ではないか」との指摘があり、「学んで防ごうメタボリックシンドローム」に差し替え、コピーし始めた。新たに作成する枚数は未定で、同事務所は「配慮が足りず申し訳ない」と話している。

2008年5月30日21時39分 読売新聞)


“メ(ッ)タ”+゛さし”(SAS)って・・・・親父ギャグ通じず(笑)ってことか?



“SAS”って、ゼロではないが、まともな英語の論文ではあまり使われない
閉塞型無呼吸と中枢型がまったくことなる、病態であり、治療法も異なることが多いので、
閉塞型無呼吸では、OSAやOSASという略号が多い
pubmedで検索すると
SAS+apnea:379
OSA+apnea:2549
OSAS+apnea:1651


“サス”というのが和製英語に近いということで、私は不適切だと思う

メタボリック・シンドロームを“抑える”なら、まぁまぁ合格?・・・・違うか

by internalmedicine | 2008-06-01 09:50 | くそ役人  

<< 朝日記事 ”接骨院・整骨院、保... 市中肺炎の副腎機能 >>