むずむず脚症候群レビュー:日本未承認薬物治療が治療の主体
2008年 06月 11日
人口の5-10%の病気を無視する厚労省といったところか
Restless legs syndrome (RLS) は、慢性の神経疾患であり、一般人口での頻度は5%-10%である。
RLSの診断はストレートで、症状病歴に基づくもので、RLSの診断クライテリア4つが用いられる。
疾患のheterogeneityに従えば、感覚・運動症状は他の疾患にも影響を与え、多くの患者は診断されず、治療されていない。
RLSの症状は中枢性のドパミン作動性機能異常に基づくと考えられ、他の非ドパミン作動性治療がRLS症状改善に用いられることもあるが、中等症・重症ではドパミンアゴニストが第一選択と考えられる。
診断クライテリア
(1) a desire to move the limbs, often associated with paresthesias or dysesthesias(知覚異常・感覚異常にしばしば伴って生じる、下肢を動かしたいという要求)
(2) symptoms that are worse or present only during rest and are partially or temporarily relieved by activity(じっとしているときに悪化したり、生じる、体動により部分的に、一時的に改善される症状)
(3) motor restlessness(運動制止不能)
(4) nocturnal worsening of symptoms(夜間症状悪化)http://www.ninds.nih.gov/disorders/restless_legs/detail_restless_legs.htm#106063237
RLSに使用されるドパミンアゴニスト
Requip (ropinirole HCl、ロピニロール) :FDA承認薬剤
(日本ではRLSで適用承認されず、パーキンソン治療としてのみ承認)
Internal Medicine: Guidance to the Diagnosis and Management of Restless Legs Syndrome. Review Article
Southern Medical Journal. 101(6):631-634, June 2008.
Ball, Eric MD, FACP; Caivano, Christine K. PharmD
by internalmedicine | 2008-06-11 11:57 | 中枢神経
