アルファウィルス感染症:関節炎の原因

”本邦で確認されたチクングニヤ熱輸入感染症2例について”など輸入感染症として問題


Alphaviruses: an emerging cause of arthritis?.
Infectious arthritis and immune dysfunction
Current Opinion in Rheumatology. 20(4):486-490, July 2008.


アルファウィルス:http://www.lsd-project.jp/weblsd/tree/D000524

ロスリバー、チクングニア、ポゴスタ病などで特に知られている、alphavirus属の研究が進んでいる。新しく地域が広がり、生物学的サイクルが脊椎動物・昆虫ベクターが含まれ、特に蚊が重要で、ヒトへの感染の経路として重要である。気候変化とともに、旅行・輸送などで広がる可能性があり、alphavirusと蚊が都市化とともに広がるかも

臨床研究にて関節炎、疾患entityの一部として、きわめて重症・長期持続することが確認され、蚊のコントロールと適切なコントロール測定が必要と指摘

関節炎症を生じるalphavirus属、臨床的特徴・疫学が記載されている。


チクングニヤウイルス感染症 -Chikungunya fever-
http://www.nih.go.jp/vir1/NVL/Aiphavirus/Chikungunyahtml.htm
関節痛は急性症状が治まっても、数ヶ月から数年にわたって持続することがある。


アルファウイルス
西部ウマ脳炎  南・北アメリカ
東部ウマ脳炎  南・北アメリカ
ベネズエラウマ脳炎  米国湾岸州から南アメリカ
チクングンヤ病    アフリカ,東南アジア,インド
マヤロ病 南アメリカ,トリニダード

by internalmedicine | 2008-06-12 09:52 | 感染症  

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