妊娠中ナッツを毎日食べると、喘息リスクを増加させる
2008年 07月 02日
Maternal Food Consumption during Pregnancy and the Longitudinal Development of Childhood Asthma
American Journal of Respiratory and Critical Care Medicine Vol 178. pp. 124-131, (2008)
妊娠中の母体の食事が子供(1-8歳時)の喘息のアウトカムに影響を与えるか?
4146名の妊娠女性(1327名のアトピー性、2819名の非アトピー)誕生コホート研究
直近1ヶ月間のフルーツ、野菜、魚、卵、ミルク、乳製品、ナッツ、ナッツ商品の消費頻度調査アンケート。子供生下後8年間調査。
2,832の子供で完遂
母体の野菜、魚、卵、ミルク、乳製品、ナッツの消費量と子供のアウトカムは無関係
ナッツ商品の1日消費量は、こどもの喘鳴リスク増加(オッズ比[OR] 日々摂食群 vs 稀な摂食群, 1.42; 95% 信頼区間 [95% CI], 1.06–1.89)をもたらし、呼吸苦 (OR, 1.58; 95% CI, 1.16–2.15)をもたらし、ステロイド使用増加 (OR, 1.62; 95% CI, 1.06–2.46)、喘息症状悪化をもたらす(OR, 1.47; 95% CI, 1.08–1.99)。
by internalmedicine | 2008-07-02 14:29 | 呼吸器系