小児コレステロール:ガイドライン 10歳ルールから8歳ルールへ

PEDIATRICS Vol. 122 No. 1 July 2008, pp. 198-208 (doi:10.1542/peds.2008-1349)

あたらしいAmerican Academy of Pediatrics(AAP)のガイドラインとのこと

2歳ほどで、コレステロール値のルーチン検査を行うべき
AAPは、8歳でリスクある子供で積極的コレステロール低下薬剤の推奨

高コレステロールの60%程度見逃しがあるという話
子供の15%以上がいま米国では肥満

http://www.madison.com/tct/news/295022

総コレステロール 200mg/dl超は子供の13.4%である
8歳で、190mg/dl以上があり、心臓疾患家族歴もあるなら、コレステロール薬剤、スタチン考慮すべきという積極的指標である。

以前の、6-12ヶ月のダイエットにて体重減少に失敗した場合に、10歳以上で処方するというスタンス(10歳ポリシー)の置き換えであるそうだ

by internalmedicine | 2008-07-14 18:54 | 動脈硬化/循環器

 

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