転倒予防:Cooperative Studies of Intervention Techniques (FICSIT)
2008年 07月 17日
Effect of Dissemination of Evidence in Reducing Injuries from Falls
N Engl J Med. Vol. 359:(3)252-261 July 17, 2008
非ランダマイズデザイン
介入プライマリケア医師・スタッフ:自宅ケア、外来リハビリテーション
シニア・センター:リスク評価と予防戦略(e.g. 薬品を少なくする、バランス・歩行訓練)
アウトカム測定は、重症転倒外傷(股関節などの骨折、頭部外傷、脱臼など)
転倒予防戦略は、医薬品の削減、起立性低血圧、視力・下肢の問題点、障害物撤去、バランス・歩行・筋力トレーニングなどを含む
医師は、評価・治療・他担当者への連絡などを推進する。
主な臨床的担当者は、プライマリケア、ホームケア(看護師・理学・作業療法士)である
外来リハビリテーション(理学・作業療法)、ED(医師・看護師マネージャー)
アメリカってこういうことをシステム化するのは非常に得意のようである。日本の介護保険予防も本来はこうあるべきだったのでは?そして、効果あるかどうか・・・大規模研究の検討が必要だったはず・・・・官僚どもは責任を取りたがらないので、そういう研究を後押し絶対にしない。
by internalmedicine | 2008-07-17 10:34 | 運動系