静脈留置カテーテル:ルーチンの交換は不要

オセアニアでは入院滞在約半数で静脈内カテーテル留置がなされ、2.3-67%で静脈炎という報告もある。重篤な合併症は敗血症で、0.1%。カテーテル後2日で生じることが多いという報告がある。はたして、エビデンスある方法なのか?

対照群:ルーチンケアであり、3日ごと交換
介入群:臨床的適応がない場合交換しない:炎症などの所見があった場合に交換



Routine care of peripheral intravenous catheters versus clinically indicated replacement: randomised controlled trial 
BMJ 2008;337:a339
ランダム化対照治験
ルーチンの末梢静脈カテーテルと適応時使用の対比
対照群:123/376(33%)
介入群(カテーテルを浸潤会った場合に除去):143/379(38%)

有意差無し(relative risk 1.15, 95% 信頼区間l 0.95 ~ 1.40)

1000デバイス×日分析比較で両群に差なし:相対リスク 0.98, 0.78-1.24

点滴コストは介入群 ($A36.40)より対照群で高い(mean $A41.02; £19.71; {euro}24.80; $38.55)

静脈炎頻度は介入群4%、対照群3%



日本では、リスクゼロが当然であるかのような・・・マスコミの報道・・・まぁこのためのコストは医療機関持ち出しで当然だそうで・・・医療崩壊がさらに進む

by internalmedicine | 2008-07-22 09:47 | 医療一般  

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