統合失調症は、コストのかかる進化過程の副産物・・・エネルギー代謝過程発現の問題

Genome Biologyというジャーナル・・・・サイトがとってもカラフル!

統合失調症は”costly by-product of human brain evolution”(脳の進化に伴う、コストの高い副産物)であるという・・・発表がなされる?

事前リーク論文:
pdf:http://genomebiology.com/imedia/1417661014188921_article.pdf?random=393120


ヒトの認知能力の進化に呼応する分子の変化は未だ明らかではない。DNA配列とmRNAの発現の霊長類との比較ではその情報は少なく、ヒトの認知機能と関連する分子学的経路の同定は困難を極めている。ヒトの脳内の遺伝子発現と代謝物質濃度の変化を比較して、統合失調症に与える影響を検討。

エネルギー代謝とエネルギー消費脳機能に間kせいする遺伝子・代謝物質が認知症と関連し、ヒトの進化に関係し、positive selectionの結果として表れていると考える。



ヒトの進化の間の脳のmRNA発現に関するpositive selectionを示す(Khaitovich P, Tang K, Franz H, Kelso J, Hellmann I, Enard W, Lachmann M,
Paabo S: Positive selection on gene expression in the human brain. Curr Biol  2006, 16:R356-358.)生物学的プロセスの22のリストを用いている。偶発的確立より遺伝子発現が多いかの検討を行ったもの・・・いわゆる”comparative transcriptomics study ”によるGOカテゴリー研究

上海の研究者で、チンパンジーとアカゲザルと健康なヒトと統合失調症のヒトの比較
遺伝子発現と代謝物質濃度を研究史、生物学的データで、ヒトの進化の時点で代謝能力と脳のサイズの増加に伴い代謝産物が増加したという仮説。

言語や複雑な社会関係での能力といった認知機能の疾患と考えられていたが、エネルギー代謝における多くの遺伝子発現レベルや代謝産物のレベルの変容が統合失調症で認められる・・・という、ヒトの進化のついて行けない分子的変化が統合失調症の原因であるという仮説。




Genome Biology (www.genomebiology.com)
Metabolic changes in schizophrenia and human brain evolution
Philipp Khaitovich, Helen E Lockstone, Matthew T Wayland, Tsz M Tsang, Samantha D Jayatilaka, Arfu J Guo, Jie Zhou, Mehmet Somel, Laura W Harris, Elaine Holmes, Svante Pääbo and Sabine Bahn
Genome Biology 'in press'
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by internalmedicine | 2008-08-05 09:59 | 精神・認知  

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