「健康食品」定義・・・

一番ビックリするのは「健康食品」の法的定義がないということだろう・・・“Health claims”が書かれているので、それに準じた形で定義化されるだろうが・・・

例の“食品総合研究所”と紛らわしい、“独立行政法人 国立健康・栄養研究所”の“健康食品の基礎知識”に書かれているごとく、“「健康食品」と呼ばれている食品のうち、国が制度化している食品が「保健機能食品」”などと、めんどくさい表現を使わざる得なくなっているのだろう。

“「健康食品」:健康の保持増進に資する食品として販売・利用されるもの全般を指す。(「健康食品」に係る制度のあり方に関する検討会)”
と記述しているところ(www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/anzen/hyouka/shiryo/041007ken2_01.pdf)があるが、議事録を見ると、少々勇み足のようで、法的定義は存在しない。


08/06/24 第9回「健康食品」の安全性確保に関する検討会議事録
・「健康食品」に関しては法律上の定義が存在しないことを放置したままである。
・健康増進に資する食品として販売される食品は、すべて消費者に対して健康増進に資するとしてうたって、商品やチラシ、刊行物表示に対して販売されるもので、「健康食品」はヘルスクレームを表示した商品と規定して、安全性及び表示の面から規制することが必要

外国事例
・GUIDELINES FOR USE OF NUTRITION AND HEALTH CLAIMS(www.codexalimentarius.net/download/standards/351/CXG_023e.pdf )
・ヨーロッパ(eur-lex.europa.eu/LexUriServ/site/en/oj/2007/l_012/l_01220070118en00030018.pdf



Nutrition claim means any representation which states, suggests or implies that a food has particular nutritional properties including but not limited to the energy value and to the content of protein, fat and carbohydrates, as well as the content of vitamins and minerals. The following do not constitute nutrition claims:
(a) the mention of substances in the list of ingredients;
(b) the mention of nutrients as a mandatory part of nutrition labelling;
(c) quantitative or qualitative declaration of certain nutrients or ingredients on the label if required by national legislation.

(エネルギー的価値に限らず特別に栄養学的特性があると記述・示唆・意味を内含する・・・)


・「医療機関の医師」を「医療機関」と言い換えるべき
・「健康被害情報の収集及び処理体制の強化」の具体性を


「消費者庁などの議論の中で、健康食品に限らず、製品一般についてのさまざまな情報が一元的にある程度集まっていくべき」

本来はいわゆる健康食品の持つ原材料から抽出あるいは濃縮してきたような特有成分について、原材料あるいはGMPというところでもそうかもしませんが、製品をつくる段階で安全性を確保するのに関与成分の適切な量というものを、きちんと科学的根拠に基づいて担保するということが盛り込まれることをずっと希望してきたんです。それが、最後まで明確な文章にならなくて、ここの表現で摂取目安量を適切にすることで、それを担保しますというような表現になっている



事業者によるGMPに基づく適切な製造と正確な成分表示が大事であるというような話を別の文章で書いていただいた方がわかりやすい



消費者に対する普及啓発」の2パラグラフ目の「健康な食生活の基本はバランス」ということが一番重要

by internalmedicine | 2008-08-07 14:58 | Quack  

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