結婚は認知症予防に役立つ

7月30日シカゴでのICADでの報告

“Marriage May Protect Against Dementia”

パートナーと生活している場合にくらべて、独居だと認知機能障害(cognitive impairment)は3倍ほど増加する(OR 2.89, P<0.001)
MCIでは OR 3.17,P<0.001、アルツハイマーでは OR 2.83, P<0.05と同様である

スウェーデン VaxjoのVaxjo大学とストックホルムのKarolinska Instituteの研究

21年フォローアップの1432組(65-79)を対象にした研究で、BMI、コレステロール、血圧、職業、身体活動、喫煙習慣、うつ、APOE e4、フォローアップ時年齢、性別にて補正

著者らの考察としては、“cohabitation”が影響を与えているのではないかという説明。

APOE-e4 genotypeは、アルツハイマーのリスク要因で、既婚・高リスク遺伝子型はアルツハイマー3.44倍の発症リスク(P<0.005)
だが、離婚・死別社では25.55倍(P<0.001)


一次ソースとのこと:Hakansson K "Unmarried life: paving the way for dementia?" International Conference on Alzheimer's Disease(ICAD 2008; Abstract O2-07-01.

情報ソース:http://www.medpagetoday.com/MeetingCoverage/ICAD/tb/10334


結婚は悪い事だけではなさそうだ・・・

by internalmedicine | 2008-08-25 08:33 | 精神・認知  

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