慢性気道閉塞随伴喘息では、血中背に細胞が増加する
2008年 08月 29日
リモデリングに線維細胞が関係していて、血中でも出現しているという驚き
Increased Circulating Fibrocytes in Asthma with Chronic Airflow Obstruction
American Journal of Respiratory and Critical Care Medicine Vol 178. pp. 583-591, (2008)
CAOを有する喘息11名、CAOを有しない喘息9名、10名の対照で比較
NANT(nonadherent non-T)細胞が高頻度にCAOを有する患者で見られる
CAOにおいて、FEV1の年次減少のスロープは循環中の繊維細胞と相関(r = –0.756, n = 11, P < 0.01)
CAO患者のNANT細胞を患者自身の血清で培養したとき、線維細胞がCAO無しの喘息患者・対照に比較して多く検出される
抗TGF(transforming growth factor )-β1中和抗体は、CAO患者のNANT細胞からのα-平滑筋アクチン陽性線維細胞のtransformationを抑制する
by internalmedicine | 2008-08-29 09:09 | 呼吸器系