COPD:携帯電話ベースの運動プログラム:運動能力増加、急性悪化・入院低下も

日本の携帯電話はフレキシビリティーが足りないので期待薄だと思うが、iPhone+bluetoothは、world-wideであり、入手可能となるだろうか?日本のメーカーもMOTOHEALTHTMなどをみならい携帯電話開発の方向性をもう一度見直してはどうだろう?

携帯電話のソフトウエアにより毎日ウォーキング時間を音楽で教え、肺機能に応じたリズムを鳴らしてくれる。掃除に、トレーニング指標や呼吸データも記録され、医療チームへ伝達される。遠隔supervise在宅・コーチ・システム
で、有効性、単純性、低コストという利点があり糖尿病などで有用という報告があった。


これをCOPDの運動プログラムに応用したもの

Efficacy of a cell phone-based exercise programme for COPD
Eur Respir J 2008; 32:651-659

結論は、8週間後、ISWT距離、運動耐用時間が増加し、12週後ISWT距離、吸気能力、SF-12スコアの改善、急性悪化、入院の減少が認められるというめでたい効果


記事:http://www.medicalnewstoday.com/articles/119350.php


関連:遠隔モニタリング:Auricall Monitoring System(Bluetooth経由→ 2008-08-21

by internalmedicine | 2008-08-30 10:18 | 呼吸器系  

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