【毎日新聞のまともな記事】ジェネリックの光と影:/2 効果、安全性に問題の薬も
2008年 09月 03日
毎日新聞は、とても変な変態新聞ではあるが、このことに関しては産経よりまともである。
毎日社説 ジェネリック薬 単に「同じ」では説得力がない H19.4.30
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産経 :患者の「勇気」に頼らず調剤
http://sankei.jp.msn.com/life/body/080204/bdy0802040807002-n1.htm
医者に相談せず後発をという恐ろしい記事
ジェネリックの光と影:/2 効果、安全性に問題の薬も ◇データ非開示…現場に不信感
http://mainichi.jp/life/health/news/20080902ddm013100078000c.html(魚拓)
「効き目や安全性は、先発医薬品と同等です」--。後発医薬品について、厚生労働省はポスターでこう利用を訴えている。だが「効き目が劣る」「副作用が多い」と指摘される薬もあり、医師や薬剤師の間で不信感を招いている。【高木昭午、渋江千春】
・先発クレメジン vs 後発メルクメジン:13例中9例が後発に変えて腎不全進行、もとの先発に戻すと12例中7例が悪化遅延
・ウテメリン vs 後発:フレムーブ:副作用比率 0.4% vs 5.3%
統計的にどうこういえる発表ではないようだが、結局、フレムーブは販売中止
“後発品には「先発品と溶け方が違う」「不純物が多い」「薬アレルギーが出た」などの事例が指摘”されている。
厚生労働省は今年、「ジェネリック医薬品品質情報検討会」(座長、西島正弘・国立医薬品食品衛生研究所所長)の設置を同研究所に委託・・・ 検討会の川西徹事務局長(同研究所薬品部長)は「医師や薬剤師、患者の間に『後発品は大丈夫か』との声がある。大半は問題ないと考えるが、問題があるものが入り込んでいないとも思わない。結果は薬の名前を明示して公表する」と話す。
by internalmedicine | 2008-09-03 14:16 | 医療一般