第一選択の幅は広くしましょう:マラリア治療戦略コンピュータ予測

PNAS 9月16日でまだアクセスできない?

多くの薬剤・治療法が用いられるが、多くの国では単一の第一選択処方方法(a single first-line therapy)が推奨されている。
Princetonで、もし多種薬剤を用いたら、死亡率が減少し、薬剤耐性が防げるのではないかという考察の上、コンピュータによるモデルにて、multiple first-line therapies(MFT)というやりかたが有望らしいという報告がなされるらしい


MFTでもすべての問題の解決にはつながらないが、artemisinin-based combination therapies (ACTs)のみに頼る多剤耐性の広がりになやむマラリア治療への戦略としては重要だろう。
情報ソース:http://www.princeton.edu/main/news/archive/S22/06/26S63/

単一の治療法のみなされると、耐性がばかりが増えて・・・ってのは、いろんな感染症で、たとえば直近では、アマンタジン耐性インフルエンザ→タミフル耐性インフルエンザなどでも経験している。なんとなく教訓的なお話で・・・やる気のない今日のネタとしてはこれで・・・

by internalmedicine | 2008-09-06 11:11 | 感染症  

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