血中アディポネクチン値は冠動脈硬化病変の広がりを反映しない

どこぞのおえらさんは、“メタボリックシンドローム”において、アディポネクチンを鍵としているが、冠動脈疾患リスク要因では簡単に他のリスク要因にて補正されてしまう・・・

Circulating serum adiponectin levels in patients with coronary artery disease: relationship to atherosclerotic burden and cardiac function
Journal of Internal Medicine Published Online: 11 Sep 2008


204名の連続患者で、冠動脈動脈硬化スコア(CAS)、駆出率、regional wall motion abnormalities (RWMA) の血中adiponectinの関連を検討したところ、3分位分析にて、CAS増加と相関、駆出率、RWMAと相関せず。その相関を認めるCASも喫煙・TGのようなCHDリスク要因にて補正されてしまう。

by internalmedicine | 2008-09-16 16:52 | 動脈硬化/循環器  

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