システマティックレビュー:冠動脈疾患に対する64MD-CT
2008年 09月 22日
これとあわせ考えれば、その適用について、確立した総説・指標が必要であろう
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(安定冠動脈疾患に対するステント術は古典的治療より優秀でない:COURAGEトライアル 2007年 03月 27日)
64-Slice CT for Diagnosis of Coronary Artery Disease: A Systematic Review
The American Journal of Medicine Volume 121, Issue 8, August 2008, Pages 715-725
50%以上狭窄検知感度:90%以上
例外:LCx:88%、遠位:80%、ステント88%
特異度:88%
PPV
LMAとCABG:91-93%
他は69-84%
NPV:96-100%
陰性尤度比は8.0で、上記特異的部位9.7以上
結論としては、有意な冠動脈疾患除外に役立つ
しかし、CT前の臨床的評価が重要ということで・・・放射線被ばくなどを考え、リスク最小化戦略が重要
by internalmedicine | 2008-09-22 09:44 | 動脈硬化/循環器