空腹時血糖は未診断糖尿病・無糖尿病者での予後因子(女性のみ) 男性では違う

糖尿病まで至らない空腹時血糖(FPG)が死亡率・CHDに関わるその役割は不明という。確かに糖尿病なしといっても、問診否定するだけの論文から診断上確定的に否定なのか糖尿病がないといえどばらつきがある。

オーストラリアの16年フォローによる検討で、女性では、非糖尿病であっても95-108 mg/dlの血糖でも、CVD既往がある場合でも生存・CHDリスクとなり得る
糖尿病診断のなされてない場合に、FPGは生存に関する重要な予後因子である

男性では認められない。


糖尿病の定義は、問診上、医薬品使用
未診断糖尿病の定義は、病歴無しでFPG>124mg/dl


Usefulness of Fasting Plasma Glucose to Predict Mortality or Coronary Heart Disease in Persons ≥60 Years of Age Without Diabetes Mellitus or in Those With Undiagnosed Diabetes Mellitus (from The Dubbo Study)
The American Journal of Cardiology Vol.102(7) pages 831-834(1 Oct 2008)

死亡率とCHD頻度は非糖尿病者より、CVD既往・糖尿病者より高い
しかし、CHD率は糖尿病女性では非比例的である

非糖尿病男性では、FPGは有意にアウトカム推定因子とならない

女性では、FPGは有意な死亡(ハザード比 = 1.30, 95% 信頼区間 1.09 to 1.56)・CHD (ハザード比 1.24, 信頼区間 1.02 to 1.51) 推定因子
CVD既往を含め、糖尿病は除外した推定である。

by internalmedicine | 2008-09-30 11:47 | 動脈硬化/循環器  

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