骨密度:7歳頃の強力な運動は14歳まで効果が続く
2008年 10月 02日
Gunter(J Bone Miner Res 23: 986– 993.)らがjumping trialによる小児(7-8歳)の近位大腿骨のDXA方による骨密度、8年フォローアップでその影響を見た。
長軸研究、統計的な新たなるモデルを用いたことが重要で、8年間その参加者をほぼ保持できたことなどが重要な論文となった理由である。
個体内反復測定、成長特性の個体特性、性差hierarchical random-effects modelsを多レベルモデリングアプローチにて解析
こどものピーク身長速度の年齢は実質的成熟差をコントロールするのに用いられ、同じ暦年齢とを比較可能とする方法らしい
BMCはnonimpact stretching acitivity群に比べて、high-impact jumping exerciseにおいて、7ヶ月後3.6%増加(p < 0.05) 、8年後BMCは1.4%増加のままであった(P<0.05)
この結果、若年小児期の短期間の高インパクト運動は実質的に総股関節のBMCに影響を与え、それがかなり維持するという話
エディトリアルで検討されている
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Winning the Battle Against Childhood Physical Inactivity: The Key to Bone Strength?
Journal of Bone and Mineral Research, July 2008:23:980-985 (doi: 10.1359/jbmr.080306)
by internalmedicine | 2008-10-02 16:19 | 運動系