プロカルシトニンをガイドにした気道感染治療により抗生剤処方減少に成功
2008年 10月 15日
急性呼吸器感染症は主にウィルス性が原因にかかわらずプライマリケアでは抗生剤治療が使われている。
procalcitoninガイド治療:
・≤0.1 :強く非推奨にて検討したトライアル
≤0.25 µg/L:強く推奨せず
・>0.25 µg/L:推奨
procalcitonin値の検査値は抗生剤処方を減らすツールとして示唆されているが、抗生剤使用を減らせるかどうか検討したところ、合併症のない気道感染では、有意な抗生剤減少効果が認められた。
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Procalcitonin-Guided Antibiotic Use vs a Standard Approach for Acute Respiratory Tract Infections in Primary Care
Arch Intern Med. 2008;168(18):2000-2007.
by internalmedicine | 2008-10-15 09:56 | 感染症