若者の麻薬治療は長めに・・・

日本でも、大学生を中心に麻薬が問題になっているが、米国ではもっとひどくて、若年者でのopioid使用に関心が集まっている。1年以内のヘロイン使用は1992年の0.6%から2006年には0.9%と増加している。同様に麻薬系薬剤使用も1992年の3.3%から2004年の9.5%と増加し、最新データでは12歳以上の13.4%がDSM-IVのクライテリアに一致したヘロイン使用を13-24ヶ月以内に行ったことがあると報告している。

アメリカの潜在する問題点は、崩壊する新自由主義経済だけでなく、若年者の薬物依存も・・・ということになる。アメリカのだめなところまで直輸入を主張するアホが経済界にも若者にも多いのが気になる。徹底した摘発と処罰、それと依存者に対するシステミックな治療が必要であろう。


下記JAMAの報告は15 ~21歳を対象にしたもの

麻薬依存は短期薬物解毒とカウンセリング治療が行われるが、再発が多い。Woodyらはランダムに依存若年者に外来治療において、buprenorphine-naloxoneを24mg/日9週間投与しweek 12でtaperするか、buprenorphine-naloxoneを14mg/日そしてday 14でtpaerする方法を比較。14日解毒群の方がopioid尿中試験陽性率が高かった。


Extended vs Short-term Buprenorphine-Naloxone for Treatment of Opioid-Addicted Youth A Randomized Trial
JAMA. 2008;300(17):2003-2011.

by internalmedicine | 2008-11-05 10:20 | 精神・認知

 

<< 心筋梗塞後突然死 葉酸・ビタミンB投与による癌抑... >>