食事療法だけ方が薬物療法より微小血管合併症がすくなかったという皮肉な結果

横断的研究によると、食事療法単独のほうが、薬物療法群より、検査が十分でなかったが、合併症が少なかったという報告で
ワクチン反対原理主義団体のような連中が、以下の横断的研究つかって、糖尿病治療で薬使いすぎキャンペーンを張りそうですが・・・
何が言いたいか・・・糖尿病はやっぱり食事療法が基本です・・・


食事コントロール糖尿病における頻度、ケア、結果
Prevalence, care, and outcomes for patients with diet-controlled diabetes in general practice: cross sectional survey
Lancet 2004; 363: 423-28
【背景】
タイトな糖尿病コントロールは1型、2型糖尿病の微小血管合併症を減少。
食事療法だけの2型糖尿病の比率、合併症の程度、低血糖治療におけるケアの質を確立する目的。
UKの42GPからの253618名の患者7870名の2型糖尿病患者の横断的研究。
プライマリアウトカムはケアの測定プロセス、糖尿病関連合併症である。


2型糖尿病患者の31.3%の患者は食事だけで管理(一般住民の1%)
医者間の4倍以上のバリエーションが存在。
食事療法だけで治療を受けた患者はあまりHbA1c、血圧、コレステロール、微量アルブミンテスト、足の脈測定例が少ない。
HbA1c>7.5%例は、薬剤治療の2型糖尿病38.4%、食事療法のみでは17.3%。
薬物治療群に比べ、栄養単語区群では血圧増加、降圧剤治療が少ない。:45%以上がコレステロールが高く、より脂質低下薬が処方されてない。
食事療法治療群(68%) では糖尿病合併症が薬物治療群に比べ少ない(80%)く、その率は糖尿病のない群に比べて高い。
【結論】食事療法治療の糖尿病は合併症の率を減少させ適切なモニターがなされていないことが判明。GP内のマネージメントに感して大きな視点となる。
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・薬物療法より食事療法が優れていることのエビデンスではありません。
・しかしながら事実としてモニターがしっかりされてないにもかかわらず食事療法だけの群では微小血管合併症がすくなかったという皮肉な結果。

by internalmedicine | 2004-07-30 18:02 | 動脈硬化/循環器  

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