血小板減少治療薬:eltrombopag長期安全性・有効性

FDAで承認された、、コルチコステロイド、免疫グロブリン、脾臓摘出への反応が不十分な慢性特発性血小板減少性紫斑病(ITP)患者へのeltrombopag (Promacta)は”orally active non-peptide agonist for the thrombopoietin receptor”ということで、

Eltrombopagによる通常の治療に反応しない慢性ITP治療  2007年 11月 29日
型肝炎ウィルス肝硬変血小板減少症への治療薬:Eltrombopag 2007年 11月 29日
で、このブログで言及した薬剤(私個人は、C型肝炎における血小板減少例への脾摘→インターフェロンより薬剤投与下でのインターフェロンに期待を持っている)


EXTEND (Eltrombopag Extended Dosing Study)
の長期解析の立場の発表らしい

2つのプラセボ対照研究がITP200名対象に行われ、6週間治療にて有意に血小板数改善し、臨床的な意義があったことが示された。長期安全性・有効性評価のため、血小板数を5万以上と目標を上げ、検討したもの



Oral Eltrombopag Treatment Reduces the Need for Concomitant Medications in Patients with Chronic Idiopathic Thrombocytopenic Purpura.
Blood (ASH Annual Meeting Abstracts) 2008 112: Abstract 3424

by internalmedicine | 2008-12-27 09:11 | 内科全般  

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