リレンザ処方後転落死

まぁ、予想された事態・・・単一の薬剤による薬害的副作用でなく、インフルエンザ薬に関わる現象だろう・・・今後開発の抗インフルエンザ薬も同じ宿命を持つと思う。シンメトレルのインフルエンザ処方が増えたときも、親御さんから、おかしな行動があったという報告もあったし・・・

”タミフル脳症”などとラベリングしている御仁がいるが・・・軽薄なラベリングが世の中をおかしな方向に導いている・・・今でも異常行動をする人を見るにつけ「タミフルでも飲んでるんちゃくか?」という若者もいて一度なされたラベリングは撤回はできない、なんと罪深きマスコミ&薬害利権グループと・・・


転落死の高2 リレンザ処方


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抗インフル薬「リレンザ」処方後に転落死、厚労省が注意喚起


1月29日20時58分配信 読売新聞

 長野県松本市で27日に団地から転落死したとみられる高校2年生の男子生徒(17)について、厚生労働省は29日、事前に抗インフルエンザ薬「リレンザ」が処方されていたと発表した。

 同薬を販売するグラクソ・スミスクライン社の報告で明らかになった。実際に服用したかどうかを含め、異常行動と薬との因果関係は不明としている。

 この事故を受け、厚労省は同日、リレンザのほか、アマンタジンやタミフルといった抗インフルエンザ薬の服用者と、インフルエンザに感染した未成年者について、少なくとも発症から2日間は1人にしないよう改めて注意喚起するよう製薬企業に通知した。

 今冬は全国でタミフルが効きにくいウイルスが流行しており、代わりにリレンザを処方されるケースが増えている。薬剤を服用していなくてもインフルエンザ脳症によって異常行動が起こるケースもあるが、厚労省は同様の事故が起こるのを防ぐため、注意喚起の徹底を決めた。




・・・この問題に関連する当方ブログの一部履歴・・・
タミフル服用者、日本で12人死亡=製造元に情報提供要請-米FDA  2005年 11月 18日
異常言動との関連みられず タミフルで厚労省研究班 2006年 10月 29日
日本のタミフル処方の現状(インフルエンザ診断=タミフル処方という考え方)は反省すべきことは確かであろう。・・・よくよく考えてみればこのようなタミフル乱用を吹聴していたのは、もともとマスコミではなかったか?

イレッサ開発治験の時に真っ先に取り上げていたのは読売新聞、夢のような新薬と持ち上げ、それを信じた癌患者及び家族が厚労省に「なにやっとるんだ、早く商品を出せ」と吹聴したのはマスコミ。その後、重篤な肺障害例が出現して、イレッサをなんで認可したんだとすごむのもマスコミ。確かに効果ある事例があるにも係わらず、市場から撤収するようにすごむ薬害オンブス・・・(参考)

マスコミのくず情報に右往左往しない、メディア・リテラシーを
マスコミが“薬害”を作り上げる過程 2007年 03月 13日

服用せず異常行動も11人 2人はリレンザ使用 2007年 04月 29日
ヨーロッパにてタミフル耐性株H274Y・インフルエンザ広がる  2008年 02月 13日
FDA・タミフル神経精神症状アップデート 2008年 03月 13日

by internalmedicine | 2009-01-30 08:21 | インフルエンザ  

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