上行結腸・内視鏡は死亡率を低下させない

1月の論文で他でも触れられていると思うが・・・CRC(直腸結腸癌)に対する内視鏡検査についての報告

population-baseの症例対照研究

52-90歳の1996年1月から2001年12月までにCRC診断された住民を対象に、5つの属性でマッチさせた対照比較


Association of Colonoscopy and Death From Colorectal Cancer
Ann Int Med. 6 Jan. 2009 Vol. 150(1) 1-8
対象はCRC死亡10292例
症例7.0%、対照9.8%でcolonoscopy施行
CRC死亡数減少と関連(オッズ比 0.69(95% CI 0.63-0.74)

左側、右側結腸についての、CRC死亡オッズ比 (CI, 0.28 ~ 0.39) と0.99 (CI, 0.86 ~ 1.14)




大腸ファイバーによるLog(Odds ratio)

Influence of the exclusion window on the conditional odds ratio for the association between attempted colonoscopy and colorectal cancer deaths.

 ↑
なかなか説得性がある・・・正数では大腸ファイバーのリスク増加側、負数ではリスク減少を示す

惜しむらくは、横軸が数年であればよかったのに・・・


*タイトル訂正:左結腸→上行結腸

by internalmedicine | 2009-02-02 10:02 | 消化器  

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