米国小児科学会ガイダンスによるコレステロール治療対象:0.8%と推定 (日本では無視されている)

Ford ES, et al "Concentrations of low-density lipoprotein cholesterol and total cholesterol among children and adolescents in the United States" CLINICAL REPORT
Lipid Screening and Cardiovascular Health in Childhood ;Circulation 2009; 1119: DOI: 10.1161/CIRCULATIONAHA.108.816769.



American Academy of Pediatrics によるガイダンスがアップデートされた



その影響予測調査

PEDIATRICS Vol. 122 No. 1 July 2008, pp. 198-208 (doi:10.1542/peds.2008-1349)
National Health and Nutrition Examination Surveyの1999-2006年データで、6-17歳の被験者

平均LDL 90.2 mg/dL(n=2724)
平均総コレステロール 163.0 mg/dL(n=9868)

カットオフ値を用いると、LDLは 5.2% → 6.6%、総コレステロールは9.6% → 10.7%に増加
12-17歳のこどもの約0.8%が、薬物治療必要値に相当

現行のガイドラインだと、US思春期相当のこどもにおいて、LDL濃度薬物治療必要な比率は少ない




学術団体として、治療対象者を規定
・心血管疾患リスク無し:LDL >190 mg/dL
・肥満・高血圧・喫煙・心血管疾患既往歴あり:LDL >160mg/dL
・糖尿病:LDL>130 mg/dL


肥満や喫煙・運動不足のようなリスク要因の評価とともに治療しなければならないという補足も




この比率随分多いような気がするのだが・・・


日本では、学校検診・学校医関連項目は、糖尿病・腎疾患に偏りすぎて、このコレステロールの項目などはほとんど無視されているようだが・・・


学校検診自体をばかばかしいから辞めたくなる記事も多いが・・
http://case-report-by-erp.blog.so-net.ne.jp/20080327

by internalmedicine | 2009-02-18 09:07 | 動脈硬化/循環器  

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