C. difficile再発性(全症例20%に及ぶ)管理のレビュー

"C difficileの院内感染"・・・いなかに住んでるせいか、周囲で、話題になることがない

事例として、他院での、H.pylori除菌後のC. difficile感染を経験したことがある。この感染症への知識がプライマリケア~消化器専門医などにも乏しいのではないか?そういう印象をもつ。
また、ICUでの死亡率は30日で30%と・・・かなりのインパクトをもつ。

日本語表記は、クロストリディウム・ディフィシル? 
http://www.nih.go.jp/niid/bac2/C_difficile/

ディフィシル菌と呼称されてるところもある。


JAMA、CME用資料でもあり、フリーテキストなので・・・じっくり読めます
 ↓
CLINICIAN'S CORNER
A 76-Year-Old Man With Recurrent Clostridium difficile–Associated Diarrhea
Review of C difficile Infection
Ciarán P. Kelly, MD, Discussant
JAMA. 2009;301(9):954-962.


Clostridium difficile infection (CDI)、C. difficile感染は、頻度が多く、重篤な院内感染となりえる。
Mr S、76歳男性で、繰り返すCDIのケース
CDIのリスク要因は、抗生剤使用、入院、公営、重症の基礎疾患
臨床診断は、通常、便中C difficile毒素の確認
軽症から中等度CDIへの治療選択として、エビデンスは、metronidazole 500mg ×6時間(10-14日間)を支持する。重症には経口バンコマイシン 125 mg×6時間で、metronidazoleより有効性がある。
繰り返すCDIは20%超で、metronidazole、バンコマイシン治療終了後出現する。
この再発性CDIへの治療評価研究は少ないが、経口バンコマイシンを通常使用するより、長期、漸減、pulse-dosed regimenなど使用されている。
antimicrobial stewardshipやinfection control practiceへの関心が重要で、これは院内、医原性感染対策上必須となる。


治療一覧




Clostridium Difficileによる院内感染 2005年 12月 03日


Clostridium difficile関連疾患のインパクト 2007年 08月 15日

by internalmedicine | 2009-03-04 10:27 | 消化器

 

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