揚げ足をとってでも禁煙に歯止めをかけたい毎日新聞?
2009年 03月 12日
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ここが出した公開質問状をさがしているのだが・・・せめてこのセンターのウェブに掲載してほしい
<川崎の医師>講演会で「どんどん吸って早く死んで」
3月12日2時35分配信 毎日新聞
川崎市立井田病院(中原区、関田恒二郎院長)の男性医師(55)が、7日に富山市で開かれた講演会の質疑応答で「禁煙が進むと医療費がかさむことは明らか。どんどん吸って早く死んでもらった方がいい」と発言していたことが分かった。禁煙推進団体は「人の命と健康を守る医師の発言とは思えない暴論」と抗議した。医師は取材に対し「真意が伝わらず誤解を生んだ」と釈明している。
病院などによると、講演会は富山県医師会主催で参加は関係者約30人。男性医師は医療と介護をテーマに講演した。質疑応答で、神奈川県が制定を目指す公共的施設受動喫煙防止条例について問われ、回答した際に発言したという。
医師は「私もたばこを吸うので、(喫煙は)自己責任だと言ったつもりだったが、誤解されてしまった」と説明。さらに「禁煙よりも、医療や介護を受けられない人たちへの対応に力を入れるべきだという思いがあった」と話した。
市民団体「たばこ問題情報センター」(東京都千代田区、渡辺文学代表)は10日、関田院長と医師に発言の真意などについての公開質問状を提出した。【笈田直樹】
毎日新聞と市民団体・・・とのつながりを考えれば、すなおに、とれない
だれしも思うであろう・・・おそらく医師が言っているのはアイロニー・・・ただ、ニコチン依存は、税収アップを目的としたたばこ推進国策による被害者という側面もおもんばかるべきだったろう。前後の発言がわかればより明確になるだろう。
平山雄先生たちの会も大人げないと思うとともに、問題にしたいのは、毎日新聞のたばこ被害に対する態度
タバコは依存症を形成しやすい・・・アルコール・麻薬よりはるかに ・・・> 毎日新聞様 2006年 03月 17日
再掲典型的な社説・・・・
社説:視点 禁煙治療 依存症の軽重無視する子供っぽさ
http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/shasetsu/news/20060226k0000m070108000c.html
1)保険が適用されるということは、その症状が公的に「病気」とみなされる、ということだ。まるで「喫煙は病気」のような雰囲気になってきた。
2)依存症にも「乱用」と「依存症」があり、たばこや酒などの嗜好(しこう)品の場合の「乱用」は健康、社会生活を破たんさせるほど摂取すること、「依存症」は「使用していない時に離脱症状、禁断症状がでる状態」
3)たばこに「乱用」があるだろうか。
4)ニコチンは依存症を生む。しかし、それが本人あるいは周囲に及ぼす影響は、アルコールや他の薬物に比べて明らかに低い。
5)喫煙率が下がり続けているが、非喫煙者と禁煙者の増加によるものだ。禁煙者の増加自体が、たばこの依存症が重くないことを証明する。
6)すべての喫煙者を医師の診療なくして禁煙できない人とみなして病人扱いする風潮には、かつての喫煙者の鈍感さに通じるものがある
マスコミ 専門家の意見を無視する子供っぽさ 2006年 02月 27日
毎日新聞の一貫した態度・・・禁煙嫌い
平山先生たちは、今までの毎日新聞の論説に対して、どう考えているのだろうか?・・・お聞きしたい気がする。
毎日新聞の医者憎しのパッションを感じる・・・・すごいなぁ・・・AFP経由で全世界へ
Japanese doctor apologises for smoking remark
http://news.yahoo.com/s/afp/20090312/hl_afp/healthjapansmokingsociety
"It is clear that medical costs will increase if non-smoking spreads," the doctor said last week, according to Ida Hospital in Kawasaki City. "It's better that people smoke a lot and die early."
喫煙者の早死には確かだが、はたして、喫煙が医療コスト削減につながるかどうか?逆に、非喫煙が医療コスト削減につながるかどうか?・・・判明しているのだろうか?
生涯医療関連支出は健康人が最も高く、喫煙者が最も低い
肥満者の生涯肥満コスト:予防は医療支出の治療にはならない 2008年 02月 29日
この論文をみると・・・言葉はともかく、”喫煙者は生涯医療支出は少ない”というのは、根拠があると言える
予防医学は・・・効果があって、経費節減に役立つ・・・という幻想は骨身にしみこんでいるようだ(
ホントに予防医学はコスト削減に役立つのか?(アメリカ大統領候補たちに対する批判) 2008年 02月 14日)
禁煙が、社会的観点から正しい行為なのは、”医療費を削減できるためでなく、その人本人の健康寿命を延ばすことができる”からであり、喫煙者本人のためだからなのである。
毎日新聞ってところが、根性がひねくれまくってて、相手にするだけ・・・時間の無駄・・・
by internalmedicine | 2009-03-12 08:45 | メディア問題