心血管リスク:BMIが主、腹囲・ウェスト・ヒップは補助的・・・メタボと騒ぐ割には根拠薄し
2009年 03月 21日
腹囲のみ重視の予防施策・・・いまでも賛同している医療専門家っているのか?
松澤氏さえ、官僚の方針を非難している(矛盾:メタボ提唱者の短い対談 2009年 01月 05日)このご時世!無駄な税金垂れ流し・・・このままでいいのか!
いまだに、メタボ推進している、時代を読めない、プレゼンターが、今年も、多く・・・医学系学会の壇上に上がるのだろうが・・・
Body-mass index and cause-specific mortality in 900 000 adults: collaborative analyses of 57 prospective studies
The Lancet, Early Online Publication, 18 March 2009
ウェスト径やウェスト・ヒップ比などのBMI以外の体型計測がBMIにextra informationを与え、BMIがそれらにもextra informationを与えることになるが、BMI事態が、包括的死亡率に関してそれらを上○強い予測因子であり、特に22.5-25 kg/m2あたりがもっとも適切であることが判明した。
このレンジを逸脱した場合の超過死亡は主に心血管疾患によるもので、おそらくもっともcausalである。
30-35 kg/m2において、生存率中央値は2-4年減少
40-45 kg/m2において、8-10年減少
22.5 kg/m2未満の超過死亡は主に喫煙関連疾患によるが、それだけで説明は完全でない。
著作権の関係で、あえて画像が悪いが、■:心血管、●:肺・口腔・咽頭・喉頭・食道癌、○:他の癌、□呼吸器系の1000名対年次死亡数
by internalmedicine | 2009-03-21 10:25 | 動脈硬化/循環器