SEAS関連: コレステロール低下治療は癌を増やすか?・・・否定の報告
2009年 03月 28日
Simvastatin and Ezetimibe in Aortic Stenosis (SEAS) トライアルで、癌発生リスク増加が報告され、関心が高まっていた(コレステロール低下療法でガンは増えるか? 2008年 09月 25日)
Ezetimibe, and the combination of ezetimibe/simvastatin, and risk of cancer: A post-marketing analysis
Journal of Clinical Lipidology Volume 3, Issue 2, Pages 138-142 (April 2009)
ezetimibe 、 E/Sを、simvastatin、atorvastatin、rosuvasatin服用報告と比較
“cancer” もしくは “malignancy”をリスト化
5億5900万処方(ezetimibe 約5200万、E/S 約5500万処方)で、癌の発生報告は2334総数
ezetimibeとE/S処方の100万あたり癌発生イベントは2.9と1.3
被疑薬剤として考慮したときの所見は同等
全服地賞イベント報告の報告リスト癌比率はezetimibe、E/Sで2.0%、1.9%で、他薬剤の1.3%-3.9%と同等
J-LIT サブ解析なんて・・・あほの極みだったが・・・前向き研究でもサブ解析は時に人を迷わす・・・
by internalmedicine | 2009-03-28 09:43 | 動脈硬化/循環器