厚労省の悪行の一つ:LDL直説測定法 米国内科学会誌にて意義のなさ改め報告される

厚労省の悪行の一つだと思うのだが・・・

“Routine use of clinically available LDL subfraction tests to estimate cardiovascular disease risk is premature.”とAnn Int Med.誌に、システミック・レビューとして記載されているのにかかわらず、あの(馬鹿役人集団を有する)厚労省は、科学的エビデンス無く、特定健診がらみで、LDL直接測定法を現場に押しつけてきている。


LDL直接測定は精度管理ができていないというのはよく知られている(http://www.kenkoukagaku.jp/nenpo/images/h19/H19-paragraph11-14_chapt6.pdf)のに、官僚の厚顔さはいつもながらだが、関連する権威団体およびそのお偉いさんたちはなぜ黙っているのだろうか?

それに追従するマスコミ・地方行政が架空の病態を作り上げている。

メタボ検診という絵空事に、また、架空の事象を積み重ねていく・・・悪代官たち

Systematic Review: Association of Low-Density Lipoprotein Subfractions With Cardiovascular Outcomes
Ann Int Med. Vol. 150(7) p474-484 ,7 April 2009


それにしても、この国の行政って・・・馬鹿が牛耳って・・・それを周りの馬鹿が固着していくというどうしようもない仕組みに陥っている。

by internalmedicine | 2009-04-07 09:30 | くそ役人  

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