個人の情報が、結核蔓延対策より重要という小倉キャスター 個人情報保護法をしらない非常識
2009年 04月 08日
小倉智昭、ハリセンボンの箕輪はるか「肺結核公表はおかしい」ぃ~?
http://news.livedoor.com/article/detail/4099652/
芸能人といえども個人情報保護法の観点から病気疾患について公表するのは行き過ぎではないか、といった主旨のことをこのニュースを伝える冒頭において、かなり強い口調で語った
この人の頭には、「個人情報保護法」があらゆる法律より優先されるという発想があるようだ・・・個人情報保護法には・・・
次に掲げる場合については、適用しない。
一 法令に基づく場合
二 人の生命、身体又は財産の保護のために必要がある場合であって、本人の同意を得ることが困難であるとき。
三 公衆衛生の向上又は児童の健全な育成の推進のために特に必要がある場合であって、本人の同意を得ることが困難であるとき。
四 国の機関若しくは地方公共団体又はその委託を受けた者が法令の定める事務を遂行することに対して協力する必要がある場合であって、本人の同意を得ることにより当該事務の遂行に支障を及ぼすおそれがあるとき。
無知すぎるすぎるのだよ・・・小倉さん
放送法とは、
第一条
* 放送が国民に最大限に普及されて、その効用をもたらすことを保障すること。
* 放送の不偏不党、真実及び自律を保障することによって、放送による表現の自由を確保すること。
* 放送に携わる者の職責を明らかにすることによって、放送が健全な民主主義の発達に資するようにすること。
不特定の人たちと接触している個人が結核感染源となる危険性と、個人情報保護を天秤にかけた、今回の当局の判断は正しい・・・マスコミのアホな意見にとらわれず、担当者には胸をはって仕事をしてほしい。
今回のことは、本人にとってはもちろん不幸だが、世間一般には、結核が終わった病気でないことを周知させ、そして、治癒率は悪くない病気であることもあわせ知らしめるには良い機会である。この芸人さんが完治し、また、笑いを復活させることが、世のためにもなる・・・結核治療は多剤短期への流れであり、副作用との戦いでもある・・・がんばって、はやく、職場復帰してほしいものだ
某国の厚労省大臣の不見識・・・ゆゆしき問題では!
「ハリセンボン」箕輪さんの結核に舛添氏も「ちょっとショック」
2009.4.7 11:13
舛添要一厚生労働相は七日の記者会見で、人気お笑いコンビ「ハリセンボン」の箕輪はるかさんが肺結核で入院したことについて「結核は日本ではほとんどはやらない状況になっていた。ちょっとショックだ」と述べた。
同時に「相方は四六時中一緒にいても感染してないのでほっとした」とも強調。「治療薬もあるのであまりパニックになる必要はないが、熱やせきが長く続くのであれば一日も早く医者にかかってもらいたい」と国民に呼び掛けた。
by internalmedicine | 2009-04-08 11:09 | メディア問題