尿中レジオネラ抗原検査:システマティック・レビュー・メタアナリシス
2009年 04月 09日
Systematic Review and Metaanalysis
Urinary Antigen Tests for Legionellosis
print March 2009, doi: 10.1378/chest.08-2602
50の文献を収集し、30のクライテリア合致
2つのserotype 1レジオネラを中心とした以外全てで検討
40のアッセイで、6つの方法論の異なる報告
26のアッセイは商用、14は 自家試験用
研究の質は一般的に低く、平均QUADASスコアは4.4(14のうち、range 1-9)
pooled sensitivityは0.74(95%CI: 0.68-0.81)で、specificityは0.991(95% CI: 0.984-0.997)
高質検査は感度がよりひくく、出版バイアスの存在が考えられた。
【結論】 serotype 1抗原のレジオネラ尿中抗原検査は感度が著しく良いが、特異度が比較的低い。
しかし、低品質研究と出版バイアスにより、過剰評価の可能性はある。さらなる高品質の検討が必要
by internalmedicine | 2009-04-09 16:41 | 呼吸器系