皮膚瘢痕治療:TGFβ3治療 第1相/2相試験

そのうち、美容外科の世界で用いられるようになるのだろうか?・・・レーザー治療を含め、科学的エビデンスに基づく評価が十分とはいえない状況らしい(Plast Reconstr Surg. 2008 Oct;122(4):1068-78.



Prophylactic administration of avotermin for improvement of skin scarring: three double-blind, placebo-controlled, phase I/II studies
The Lancet, Volume 373, Issue 9671, Pages 1264 - 1274, 11 April 2009
NCT00847925, NCT00847795, NCT00629811

recombinant active human TGFβ3を抗瘢痕治療としての可能性を検討


二重盲検プラセボ対照化研究で、皮内avotermin投与(外傷辺縁部位の0.25-500 ng/100μL濃度)に割り付け、1cm完全皮膚切開1cm辺縁に投与したpI/IIトライアル


皮膚瘢痕治療:TGFβ3治療 第1相/2相試験_a0007242_8544623.jpg


皮膚瘢痕は、もっとも頻度の高い皮膚外傷組織疾患で、世界中に年ごとに数百万人の人が発症しているが、目立たなくし、正常皮膚に類似するよう色調・皮膚性状を整えたいと患者は願っている。しかし、従来の治療は経験的であり、RCTによるエビデンスを伴うようものではなかった。
皮膚瘢痕における、TGFβ3の研究により、形態的要素は、keratinocyteやfibroblastであり、抗瘢痕治療の鍵となっていることがラットの実験などで判明していた。

特異的シグナル化、細胞性カスケードの早期誘導により、治癒課程にある皮膚の構造を改善し、瘢痕の改善もしくは消失をきたすというもの



私的メモ:皮膚瘢痕はskin scarringでは検索できないようだ→Cicatrix:MeSH

by internalmedicine | 2009-04-11 09:14 | 医療一般  

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