チョコは健康によい?・・・一方で、砂糖・甘み飲料税提案の動き

この種の疫学調査って・・・どうもすんなり信じがたいのだが・・・

チョコレート全く食べない対照に比べ、多変量補正ハザード比 月1回未満 0.73(95%信頼区間 0.41-1.31)、週1回まで 0.56(0.32-0.99)、週2回以上 0.34(0.17-0.70)

チョコレート摂食量と、総死亡率・非致死的アウトカムの、負の、弱い相関が見られた。
逆に、他のスウィーツは心臓・総死亡率と関連が少なかった。



Chocolate consumption and mortality following a first acute myocardial infarction: the Stockholm Heart Epidemiology Program
Journal of Internal Medicine


こういう一方で、シュガーの消費量を無理矢理少なくしようとする、動きがある。

2007年、サンフランシスコ市長が“甘み飲料”税提案(http://www.nytimes.com/2007/12/18/us/18soda.html
2009年、ニューヨークでも(http://www.nytimes.com/2009/04/09/health/09soda.html?hpw)、“one-penny-per-ounce excise tax on sugared beverages”という提案がある


Ounces of Prevention — The Public Policy Case for Taxes on Sugared Beverages
N Engl J Med. April 8, 2009 (10.1056/NEJMp0902392)
1977-1978年:70 1994-96年:141 1990-2000年:19 (daily caloric intake from sugar-sweetened drinks in the US)と増加

たばこ税は消費抑制に効果的であり、データではソーダ消費も値段あがるたび消費が下がっている。
Yale大学の研究ではプライスが10%あがる毎に7.8%消費が少なくなると試算
炭酸飲料6.8%値段が上がれば7.8%売り上げが落ち、コカコーラは12%値段が下がれば14.6%売り上げが落ちるなどの試算がある。



台湾でのたばこ値上げが、密輸たばこにより阻害されているというニュースがあったが、有効性はどうのなのだろう?・・・日本では、この”甘み税”報道されているのだろうか?・・・私の目や耳には、ニュース報道が届いていない。

by internalmedicine | 2009-04-13 12:14 | 動脈硬化/循環器  

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