経団連厚労省の理想とするアメリカは公的保険離脱者増加

アメリカでは、無保険者が1988年3200万人から2007年4500万人と増加
昨年からさらに増大しているはずである

Changes in the Incidence and Duration of Periods without Insurance
NEJM Volume 360:1740-1748 April 23, 2009 Number 17
US国内調査によると、保険喪失者が、1983-1986年19.8%から、2001-2004年21.8%に増加し、公的保険から個人保険への移行が多くなっている。公的保険の利用しやすさが重要なポイントとなるだろうとのこと


すべて自己責任論で押し通そうとするネオリベラリストたちの暴走により、日本も、医療保険崩壊にまっしぐら

「金満開業医」「開業医亡国論」ともいう、 記者クラブ機能を利用したメディアによる世論操作は続く

開業医に金が回ってるのではなく、小泉前後から続く、医療福祉軽視政策による、医療サービスの低下が根本なのに、あくまでも悪ものは開業医という厚労省

診療報酬「開業医の減額に反対」 日医副会長

 日本医師会の竹嶋康弘副会長は22日の記者会見で、病院勤務医と開業医の診療報酬配分の見直しに反対する意向を表明した。財務省は医師偏在の是正策として、財政制度等審議会(財務相の諮問機関)に見直しの方針を示していた。副会長は「医療問題の元凶は社会保障費の機械的削減だ。医療全体に十分な財源を投入する必要がある」と強調した。(22日 22:01)


日本では糖尿病合併症が諸外国と比べ極端に少ない、これも、日本のプライマリケアの質の高さを明示しているのだが、なんでもかんでも病院にというのであれば、合併症だらけの病院外来だけが増えることだろう。

人殺し小泉のつぎは、悪魔の桝添ということになるだろう


Excite エキサイト : 社会ニュース

選挙前の人気取りしても、これらの患者を診るのは、経営に疲弊した医療機関だし
制限だらけの表面だけの施策となると断言しておく

開業医数増加に急ブレーキがかかっている とのこと

無床診療所数が35施設減少、開業に急ブレーキ 厚労省調査(2009.4.21,22:15)資料


高齢化によるニーズは増大してるのに、供給側の質量ともに減少させる 政治


経団連主導により低福祉低医療政策を行い、将来不安から、内需低下、外需依存を深め、外需崩壊
経団連企業には恩恵を与え続け、庶民の福祉を軽視し続ける政治いつまでつづけるつもりか



飲酒診療禁止(2009-04-22 飲酒診療は絶対禁止すべきだ)や連絡可能・出勤可能範囲内行動という人権制限と、待期分支払いはしないという矛盾・・・パンドラの箱をあけた、司法と行政
1)医療法第16条における「宿直」と労働基準法に基づく「宿直許可」基準としての「宿直」の意味は異る。
(2)全国8862病院のうち約6600の病院が「宿直許可」をとっている。すると残りの約2200の病院では「宿直許可」をとっていないわけだから、夜間勤務をしている医師を「宿直」扱いすることができず、法律を遵守するならば完全交代勤務制を実施するか、36協定を結んで時間外労働時間の上限内で時間外割増賃金を支払うか、この2つしか解決方法がない。にもかかわらず労働基準局は約2200の病院がそうしているか否か全く把握できていない。
(3)以上の観点から救命救急センターや2次救急医療機関等々、夜間も昼間と同様の勤務形態(通達によると月16日以上救急患者を診察する病院では一晩で1時間以上急患等に対応するか否かが「宿直基準」上の「宿直」と「夜間勤務」の分かれ目)の医療機関では「宿直許可」に基づいた「宿直」扱いでは現実的には全く対応できないにもかかわらず、厚労省はあくまで「宿直許可」を取り消さない方向での解決方法を目指している。このことは明らかな誤り。
(4)本来であれば国民の方に提供すべき医療体制を設定し、法律を守った上でそれを提供するために必要なコストや定員を割り出し、それを診療報酬や定員に反映させることが基本だが、政府は医療機関に最大3分の2の「裏負担」を強いるような「補助金」等でお茶を濁している。
(5)24時間覚醒時の人間の注意力はビール大瓶2本飲酒後と同程度。患者さん側が受ける可能性がある不利益こそが最大の問題。


以上の論点はいわば「パンドラの箱」であるがこれを開ける決断をしない限り今の医療崩壊を止める本当の議論にはつながらない。
http://s03.megalodon.jp/2009-0424-0813-10/www.s-umemura.jp/blog.cgi?action=cat&cat=1

by internalmedicine | 2009-04-23 09:45 | 医療一般  

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