診療拒否と騒ぐ、毎日新聞
2009年 05月 05日
これを放置して、そのうち桝添が“まことにすみません”と記者団にあやまれば、これが事実と誤認され、市井に固定化し、医者たたきの総仕上げってことになる(毎度おなじみの構図・・・)
行政へのクレームのみを根拠とし、裏付けを行わない一方的・意図的報道に走る毎日新聞プロパガンダ
これが成功のあかつきには、市井の病院に新型インフルエンザ感染疑い患者があふれかえることとなる・・・せっかくの層別化診療を台無しにする
<新型インフル>東京の病院、過剰反応 発熱患者の診察拒否
5月5日2時31分配信 毎日新聞(魚拓)
新型インフルエンザへの警戒が強まる中、東京都内の病院で、発熱などの症状がある患者が診察を拒否される例が相次いでいることが分かった。都によると、2日朝~4日朝だけで計63件に上る。新型への感染を恐れたためとみられるが、感染者が出た国への渡航歴などがない患者ばかりで、診察拒否は医師法違反の可能性がある。大学病院が拒否したケースもあり、過剰反応する医療機関の姿勢が問われそうだ。
患者から都に寄せられた相談・苦情によると、診察拒否のパターンは(1)患者が発熱しているというだけで診察しない(2)感染者が出ていない国から帰国して発熱したのに診察しない(3)自治体の発熱相談センターに「新型インフルエンザではないから一般病院へ」と言われたのに診察しない--の三つという。
拒否の理由について都は「万一、新型インフルエンザだった場合を恐れているのでは」と推測する。拒否されたため、都が区などと調整して診療できる病院を紹介した例も複数あった。「保健所の診断結果を持参して」と患者に求めた病院や、成田空港に勤務しているとの理由で拒否した例もあった。友人に外国人がいるというだけで拒否された患者もいたという。
国や自治体は、熱があって、最近メキシコや米国など感染が広がっている国への渡航歴があるといった、新型インフルエンザが疑われる患者には、まず自治体の発熱相談センターに連絡するよう求めている。一般の病院を受診して感染を拡大させることを防ぐためだ。だが、単に熱があるだけなどの患者は、その対象ではない。
都感染症対策課の大井洋課長は「診察を拒否する病院が増えれば、『症状を正直に申告しないほうがいい』という風潮が広まるおそれがある」と懸念している。【江畑佳明】
そもそも、保健所が「新型インフルエンザではないから一般病院へ」と即答することなどあり得るだろうか?
“発熱に対する病院側への問い合わせに、発熱センターにまずは問い合わせしてください”と答えた場合までカウントしているのではないか?
毎日新聞は、この行政側への対して反面調査しているのか?
当地域では、インフルエンザBの小集団発生がある。この場合でも発熱者側から見れば、“そういえば周りに咳をしてたり、気分悪そうな人がいた”と言う場合がある。
大げさな対応と思っても、最悪の場合を考え、発熱センターへと、誘導する医療機関・医者がいても不思議でない。
なぜ、毎日新聞は、勝手に“診療拒否と騒ぎ立てるのか?”
この新聞社は・・・ほんとに・・・
毎日新聞の提示している診察拒否のパターン
(1)患者が発熱しているというだけで診察しない
(2)感染者が出ていない国から帰国して発熱したのに診察しない
(3)自治体の発熱相談センターに「新型インフルエンザではないから一般病院へ」言われたのに診察しない
(1)、(2)、(3)の実態に関してほんとに調べているのか?
(3)などは、「発熱相談センター」の側がほんとに「新型インフルエンザではない」と断定できるのか?これがホントなら、医師が相談にのってるなら“無診察診断”、医師以外なら医師法違反ではないだろうか?
世の中全て医者が悪い、だから、医者を撲滅してしまえっていう毎日新聞のご託宣らしいが・・・究極までたしかにそうなる。
毎日新聞の悪辣なところは、このような批判をすると、医者の矜持・・・うんぬんを持ち出し、ネット批判を展開しはじめるところ
ほかのブログでも指摘あったが、
”同省新型インフルエンザ対策推進室の高山義浩室長補佐は「発熱外来の病院数が少ない感染拡大期は患者が1日に何十人も押し寄せることはない。夜間救急はしていなくても、当直医師などで十分対応できるのではないか」と指摘”http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090430-00000132-mai-soci・・・と、夜間救急を常在的労務を強いるのは、シフト労働とすべきはず・・・労働行政を無視する、役人とともに、毎日新聞は医者いじめを続ける
今日(5/6)は産経
病院過剰反応!発熱などの診察拒否92件 2009.5.6 05:04
都感染症対策課職員は「感染が広がっている国への渡航歴があるなど、新型インフルエンザが疑われる患者は、最初に発熱センターに電話で相談してほしい」と訴え、「感染の可能性が低い患者は通常の病院で診察を受けてください」と呼びかけた。
また、同課は診察拒否は医師法に違反する可能性もあると指摘。こうした声に厚労省も「単なる診察拒否なら重大な問題」として、全国の実態把握に乗り出すことを決めた。悪質なケースで「医療機関名」が把握できれば、都道府県を通じた個別指導などを検討する方針だ。
毎日新聞の策動・・・見事に当たったようで・・・実態把握する前に、馬鹿役人は全て医者が悪い・・・ってことらしい。
発熱患者への診察拒否「医師法違反」と舛添厚労相2009年5月6日16時47分
新型の豚インフルエンザを巡り、発熱などの症状がある患者が医療機関から診療を拒まれた事例が相次いでいるのを受け、舛添厚生労働相は6日、同省幹部の会議で、「(診察拒否について)医師法違反になる」との見方を示し、適切な対応を取るよう指示した。
東京都によると、都の発熱相談センターに寄せられた診察拒否の事例は2~5日昼の間に92件。最近海外に渡航していないのに、診察を拒まれた例が半数を超えているという。
この日の会議で、舛添厚労相は「海外渡航もしていない方々まで拒否するのは行き過ぎで医師法違反になる。医師の社会的責任できちんと対応して頂きたい」と話し、同様の事例への指導を指示した。
予想通りの反応をしている枡添・・・こいつは
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その後、【診療拒否騒動・マスコミ捏造】桝添厚労大臣のコメントを正しく報じないマスコミ? で、取り上げたが、
新型インフルの一部報道に不快感 ― 舛添厚労相 ―
・・・ということである。
医者の毎日新聞憎し・・・という批判をする毎日新聞シンパがたまに入るようだが、、その批判は受け止めるが・・・それ以前に、この新聞社の報道姿勢も客観的に考えてみたらいかが?
by internalmedicine | 2009-05-05 11:14 | メディア問題