サルコイドーシス プロテアーゼMMP-12・ADAMDEC1遺伝子・蛋白発現増加
2009年 05月 08日
その中で、サルコイドーシス患者において、プロテアーゼ MMP-12やADAMDEC1の遺伝子・蛋白発現が組織レベルやBALFにてその著明増加が認められた。
Gene Expression Profiling Identifies MMP-12 and ADAMDEC1 as Potential
Pathogenic Mediators of Pulmonary SarcoidosisAm. J. Respir. Crit. Care Med. 2009;179 929-938
以前知られていなかった遺伝子(IL-7など)を含むTh1型反応に関する遺伝子ネットワークが、、有意にサルコイドーシスで 過剰発現していることが知られてきた。
MMP-12やADAMDEC1 transcriptは、サルコイドーシス肺組織で高度発現(>25倍)し、免疫組織化学による蛋白発現に相応した所見である。
MMP-12 と ADAMDEC1 遺伝子・蛋白発現は、サルコイドーシス患者BAL中でも増加し、疾患重症度と相関する.
by internalmedicine | 2009-05-08 08:24 | 呼吸器系