新型インフルエンザ:無症候性キャリア、糞便感染の問題も浮上?
2009年 05月 13日
このNYTimesの報告を見ると、今まで経験したことのない感染症であることが分かる。
そして、不顕性感染例・糞便からの感染経路の可能性など、畏怖すべきことがかかれている。
・・・となると、検疫の意味が微妙となってくる。そして、手洗いの重要性はさらに重要となるだろう
Many Swine Flu Cases Have No Fever
NYTimes By LAWRENCE K. ALTMAN Published: May 12, 2009
メキシコ市の2つの病院において、先週4日間コンサルトした、発熱のない相談者の1/3が発熱なかったとのべている。
インフルエンザ流行では、熱・咳嗽のpredictive valueは90%とされているので驚くべき事だと、リッチモンド市にあるVirginia CommonWealthUniversityのDr. Wenzel医師が電話で述べた。
加えて、12%が、咳嗽・呼吸苦の呼吸器症状に加え、重度の下痢があると述べている。
糞便からウィルスがヒトヒト感染するとなれば、あらたな防御策が必要で、とくに最貧国での対応が今後問題
無床旺盛キャリアの問題が重要となってきた。
Dr. Wenzelの訪れた病院では肺炎率は週120で、2年前の週20に比べ増加しており、豚インフルエンザとの関連が示唆される。
インフルエンザ発症してない肺炎は、通常の肺炎球菌肺炎と類似せず、1918-1919インフルエンザパンデミックに類似した現象であると述べている。
彼が言うには、2つのメキシコの病院は呼吸器流行に十分対応されているもので、初回の重症例では、スタッフメンバー間で不安を沈静化するプログラム、情報提供、多くの心理的サポート、医学検査などを含め働かせていた。
撲滅しろ・・・日本の馬鹿マスコミ!馬鹿コメンテーター(心の底からそう思う)
by internalmedicine | 2009-05-13 08:29 | インフルエンザ