career fit: 充実した時間が過ごせればバーンアウトも少ない

医療実践の場での、医師間のpersonal distress、疲弊や、満足度減少に関して近年文献報告が多くなっている。

教職医師がもっとも意義深いと思う仕事に集中することのできるその程度が、バーンアウトリスクと逆相関することが判明した。仕事が充実すれば、そのバーン・アウトのリスクも低下するということが証明された。

”career fit”とは、“(the extent to which individuals are able to focus their effort on the aspect of work they find most meaningful”ということで、自らが意味づけが大きいと思う部分での仕事に、個人がその努力を集中するその程度を意味するらしい。

このcareer fitを最適化するシステムにより、医師満足と教職医師たちの疲弊を減らすことができるのかもしれない。


Shanafeltらは、大規模医療センターでの医学部門における専門家のcareer fit、すなわち、彼らがもっとも有意義だと思う仕事への影響に努力の集中させられる能力の程度とバーンアウトについて、大規模学術的病院で調査

career fitは、バーンアウトリスク増加と相関し、その努力が20%(1週約1日)未満の時バーンアウトは高率に関係する(53.8% vs 29.9%; P < .001)

最有意義活動時間量は多変量解析でももっともバーンアウトの予測因子である(オッズ比, 3.26; P < .001)


Career Fit and Burnout Among Academic Faculty
Arch Intern Med. 2009;169(10):990-995.

この問題は、まぁ・・・医師だけではないと思う。

だが、日本の医療の現場と逆、役所へ出す書類に疲弊し、ストレスフルな医師を取り巻く環境、メディア・行政は医者を悪者にしたがり・・・よく日本の医者たちはバーンアウトしないものだ・・・・と

by internalmedicine | 2009-05-26 11:40 | 医学  

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