「新型インフルエンザ隠し」の犯人は財務省・政府、愚かな行政対応の見本は福岡

厚労省のアホたちが、”感染症外来”を放置しているため、プール熱など発生の頃なのに、そちらに行って、感染症を広げる可能性が出てきた。愚鈍で、思考範囲の狭すぎる厚労省官僚たち・・・現場の声を無視し続けてるからあちこちで矛盾が萌出してきている。


指導力が無く、金も医療には出さないという、経団連しかみてない政治、この末期的行政について国民が再考するチャンスでもある。


先週の”フライデー”:記事を読ましてもらったが、質が低いというか、福岡の事例も掘り下げた方が、行政の“新型インフルエンザ隠し”の具体例がほりさげられたのに・・・

「子供は検査するな」「季節性として扱え」──仰天命令を出したのは誰か
現役医師が告発! 「新型インフルエンザ隠し」現場

 「新型インフルエンザ隠し」の犯人は財務省・政府、愚かな行政対応の見本は福岡_a0007242_812165.jpg


地方の”新型インフルエンザ隠し”は、全国に感染広がってるはずなのに? 追加予算無し・・・なにもしないという政府 2009-05-30による。

答えは簡単、”真犯人は、財務省だし、総理!”


金がない地方公共団体にすべて投げ出して、通達連発する政府・厚労省!という構図で、現場を相当かき乱している。

福岡市が、最初に「新型インフルエンザの感染を確認した」と発表したのは今月6日です。 しかし、複数の医療機関によりますと、感染が確認された同じ板付校区内で、先月末から簡易検査で「陽性」と診断され、新型インフルエンザが疑われる小中学生や成人が相次いでいたことが分かりました。 複数の医師が再三、市の保健所に詳しい検査を要請しましたが、市は検査を行いませんでした。医師の間からは「市の初動ミス」と批判の声があがっています。(09日18:03)
http://video.aol.jp/video-detail/-/4256718317

 ↓
新型インフルエンザ:「簡易陽性」全例、遺伝子検査に 医療機関に医師会通知 /福岡
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20090612ddlk40040314000c.html


簡易迅速A型インフルエンザ検査陽性全例に変更したらしい


この対応って、考えられる中で最低の対応ではないだろうか?

感度の低いスクリーニングを行いPCRで確認に持って行くのは、その地域に感染症が流布してないことを確認することに意味があるのであり、一定規模の流行後、個別症例を季節型と分ける必要があるのか? あるわけない! 今頃、検査しても遅いは!


福岡の判断は、愚鈍で、ロジカルでない。


そもそも福岡は鹿児島と並んで九州で最後まで新型インフルエンザのウィルス検査を行わなかった県である。行政規模から考えても新幹線のターミナルがある県であることも考えれば非常に不自然な状況であった。マスメディアはここをつけば福岡の感染症行政の問題点が浮かび上がってくるはずだ。

ref.) 内科開業医のお勉強日記 : CDCによる新型インフルエンザ入院症例報告 2009-05-20

by internalmedicine | 2009-06-16 08:52 | インフルエンザ  

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