便所飯:症候群作成症候群を放置していてよいのか・・・各関連学会
2009年 07月 11日
1人で食べる姿見られたくない 若者の「便所飯」あるのか?
http://www.j-cast.com/2009/07/07044847.html
朝日新聞という、いわゆる“クォリティーペーパー”一面に掲載された記事が事実であるかどうか?
単に、ネットにおける”釣り”にやられたのか・・・
Wikipediaはいつ消滅してもおかしくない状況のようだ・・・
医療関係者としては、町沢氏の解説の存在に興味が行く。
ランチメイト症候群も唱える精神科医の町村静夫さんからは、実際に診察で若者から便所飯の告白を受けたという話を聞いた。町村さんは、ここ数年は年に1回ぐらいは診察中に話があるといい、2009年に入ってからは、大学生や若いOLから3件ほどあったというのだ。
「以前は、1人のときは、レストランや喫茶店などに逃げて食べる人が多くいました。しかし、最近は、『友人の友人にも見られる』とそれを避けるようなんです。自分と一緒に食べてくれない、でも、1人で食べると『魅力がない人』『弱い人』などと蔑まれる、バカにされるというんですね。特に、女性は仲間に入りにくいようです」
その原因については、町村さんは、こう分析する。
「対人関係の能力が低下しているんです。携帯中毒や過保護などで友だちと遊ぶ時間が少なくなっています。しかし、大学などでは、仲間に入れないという恐怖心があるわけです。カウンセリングなどで正直に話す訓練をするのが大事。そうすれば『仲間に入れて』と言えるようになり、1人でも怯えないで済むでしょう」
“学校や職場で一緒に食事をする相手(ランチメイト)がいないことに一種の恐怖を覚えるという”ランチメイト症候群という町沢氏の造語病名?と、相反する現象のようだが・・・
心理・精神疾患関係において、もっともらしく”症候群”を広めると、メディア露出が増え、結果的に、講演や出版などの依頼が増え、収入につながり、医師においては実業での収入アップにもつながる・・・
“病名”を勝手に作る方から考えれば、”症候群”というのは便利な言葉である。なぜなら、症候・兆候を切り貼りして自分が発見した、命名したと言い張れば・・・それでよいからである。だが、その結果、社会・医療に大きな混乱をもたらす。
本来なら、権威づけされている学会が、既存の疾患体系に新たに必要な病名かどうか検討し、早めにコメントを出して、封じ込める必要があるのである。
結果的に、彼らの社会的地位を下げることにつながるのに・・・心理・精神科系の学会集団は対策をおざなりにして、心理関係の自称専門家たちを含め、一部医師を野放しにしているのではないか?
今後も、メディアで金儲けをし続ける心理・精神科・診療内科などの一部医師たちが、科学的確証の無いまま、“症候群”を作り続けるのだろう・・・
by internalmedicine | 2009-07-11 10:34 | メディア問題