空気汚染とストレス環境下の組み合わせでの子供:喘息発症リスク最高
2009年 07月 30日
喘息は、交通関連汚染、子宮内たばこ暴露など環境要因と相関
Ketan Shankardass らは、3年の長軸研究にて、ストレスが喘息リスクを悪化させ、子供の気道炎症の増加させる可能性がある。
5-9歳、2497名の子供で、研究開始時に喘息兆候のないもので、新規発症喘息、交通大気汚染、子宮内たばこ暴露、両親ストレスを追跡
著者らは、子供のストレスの代理としてしばしば用いられる、家族の社会経済的のアンケートと測定を行った。
両親のストレスは喘息リスクを増加させないが、両親がストレス下で、交通関連大気汚染レベルが高いところに密接して居住しているとき、喘息発症はこどもの大気汚染暴露単独より有意に多い。
少ないが、有意な両親のストレスと子宮内たばこ暴露の相関を認めた。
Parental stress increases the effect of traffic-related air pollution on childhood asthma incidence
PNAS July 28, 2009 vol. 106 no. 30 12406-12411
by internalmedicine | 2009-07-30 16:01 | 呼吸器系