製薬産業政治連盟

製薬業界と官界・政界との癒着、まじめに報道してるのは赤旗くらいかと思ったが、あの産経が報道とは・・・なにか裏でもあるのだろうか?

製薬業界、政界に11億円 19年までの8年間、与野党に広く分配
産経新聞2009年8月9日(日)08:05
■パーティーでメーカーから集金→パー券購入・献金
ウェブ魚拓(http://s01.megalodon.jp/2009-0810-0827-49/news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/m20090809029.html?fr=rk
 製薬業界の政治団体「製薬産業政治連盟」が平成19年までの8年間に、政治資金パーティーで総額13億6千万円余りを集め、パーティー券購入などによって中央政界に11億円前後の資金を提供していたことが8日、産経新聞の調べで分かった。政治献金の規制が強まる中、業界がパーティーによって薬品メーカー各社から集金し、パーティー券購入などで与野党側に広く資金を分配していた実態が明らかになった。「政治とカネ」の関係も問われることになる総選挙を前に、パーティーを介した製薬業界からの多額の政治資金の存在が浮上した。

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 政治資金収支報告書では、1回の開催で1千万円以上の収入があるパーティーを「特定パーティー」と呼ぶ。総務省によると、年間の特定パーティー収入の政治団体別ランキングで、製薬産業政治連盟は平成12年の設立から過去8年間、常にトップ10入り。他は国会議員の関連団体と政党、派閥が占め、政界関連以外でトップ10に入ったのは、18年に10位となった「ティグレフォーラム」(旧大阪府中小企業連合会)のほかは製薬産業政治連盟だけ。



差額の2億五千万円は? ・・・ と、誰しもが思う・・・ そのことは触れずじまい ・・・ 余韻を残しているわけだが・・・次の展開は?

製薬産業政治連盟に関する情報

2007年9月17日(月)「しんぶん赤旗」 製薬業界 川崎元厚労相に献金 06年在任中 副大臣・政務官にも



もっとも献金が多かったのは、六百五十万円の元厚労副大臣の木村義雄衆院議員(自民党)で、次いで尾身幸次前財務相の五百八十万円。それぞれ厚生相を二度務めた自民党の丹羽雄哉、津島雄二両衆院議員と、塩崎恭久前官房長官、根本匠前首相補佐官の四人は三番目に多い五百万円。

 民主党や国民新党の国会議員も献金を受けており、与野党を問わず製薬企業のカネが浸透しています。


タミフル販売元へ天下り 厚労省医薬局の元課長 2007年3月20日(火)「しんぶん赤旗」



医師会支部や全医連などが、各政党に公開質問状を出している。是非、回答一覧を各団体公表してほしいものである。
質問内容には、”国際的に評価の高い日本の医療”は、患者家族のニーズの著増にかかわらず、一〇年以上医療報酬減少が続き、現場は疲弊しつくしている・・・という内容は共通。

その背後の矛盾は、福祉医療軽視の政治志向が根源で、それを背後であやつる財務の悪巧み、そして厚労官僚の場当たり対応、背後の経団連の影響による世論・マスメディア・ミスリードなど・・・により生じているのだが、これら下手人たちは、選挙の時は、本性を隠し、なりを潜め続ける・・・


小泉と経団連のもくろみは、経済財政諮問会議に記されている
歳出削減をどんどん切り詰めていけば、やめてほしいという声が出てくる。増税をしてもいいから必要な施策をやってくれという状況になってくるまで、歳出を徹底的にカットしないといけない。そうすると消費税の増税幅も小さくなってくる。(平成18年第16回経済財政諮問会議議事要旨)


小泉という男は、財界のとともに、消費税アップのための国民説得のために、わざと医療・福祉など社会保障制度を破壊させたのである・・・

by internalmedicine | 2009-08-10 08:45 | くそ役人  

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