4つの健康要素(非喫煙・肥満・運動・健康的食事)で慢性疾患予防となる

政府支出を減らし天下り先を増やし、御用学者の自己満足のためだけの、有るとも無いともわからないようなメタボリックシンドロームなどと虚構の話が大本の特定健診より、ずいぶん納得のいく話である。


23153名のドイツの被験者(35-65歳、 European Prospective Investigation Into Cancer and Nutrition–Potsdam Study)で、四つの健康ライフスタイル要素(非喫煙、BMI30未満、週3.5時間以上の運動、健康食事原則adhering(果物、野菜、全粒パンの摂取量多し、肉の摂取量少なし))の、慢性疾患(糖尿病、心筋梗塞、卒中、がん)の頻度を検討
ベースラインで、健康要素ゼロの人は約4%で、多くは1-3の健康要素であり、4つともというのは9%
平均フォローアップ7.8年で、2006名が慢性疾患発症
健康要素のない被験者に比べ、1、2、3、4健康要素があるごとに、 49% (95% 信頼区間[CI], 40%-57%)、 63% (95% CI, 57%-69%)、 72% (95% CI, 67%-76%)、 78% (95% CI, 72%-83%)
4つの健康ライフスタイル原則に従うことで、慢性疾患予防への強いインパクトとなる



HEALTH CARE REFORM ;Healthy Living Is the Best Revenge
Findings From the European Prospective Investigation Into Cancer and Nutrition–Potsdam Study
Arch Intern Med. 2009;169(15):1355-1362.

by internalmedicine | 2009-08-11 09:42 | 動脈硬化/循環器  

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