女性における、ビタミンB6濃度と心筋梗塞:若年ほど影響大 食事以外の要素の関与示唆

血液サンプル採取1989~1990年 (もともと1976年コホートの27%)の32826名の、年齢中央値 63歳の女性対象の前向き研究

Plasma Vitamin B6 and Risk of Myocardial Infarction in Women
Page et al. Circulation.2009; 0: CIRCULATIONAHA.108.809038


血中pyridoxal phosphateは多変量解析補正rate比で、4分位比較で、最高vs最小 0.22 (95% 信頼区間, 0.09 ~ 0.55; P for trend=0.05)
年齢により影響され、60歳未満で、rate比 0.05(95% 信頼区間 0.004-0.61)、60歳以上で 0.36(95% 信頼区間, 0.13-1.02)


そして、食餌性のビタミンb6接種と独立した影響が見られ、ほかの血中ビタミンB6への影響をあたえる要素の関与が考えられる。

by internalmedicine | 2009-08-15 08:49 | 動脈硬化/循環器  

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